ロシア政権、誰がイスタンブルでの交渉へ向かうか明言せず
ウクルインフォルム
ロシアのペスコフ大統領府報道官は13日、5月15日にイスタンブルで開催される可能性のあるロシア・ウクライナ直接交渉につき、ロシア代表団に誰が入るかを明言しなかった。
ペスコフ報道官の発言をBBCロシア語版が報じた。
ペスコフ氏は、記者会見時に「『大統領』(編集注:ウラジーミル・プーチンのこと)がそれを必要だと思ったらすぐに、私たちは発表する」と発言した。
その際同氏は、ロシア側は「木曜日に生じるはずの交渉へ向けて準備を続けている」とだけ発言した。
これに先立ち、ロシアのグラーグ・ネットが、ロシア連邦警護長(FSO)に近い関係者の発言をもとに、大統領保安局(SBP)はプーチン氏のトルコへの訪問は計画していないと伝えていた。
その一方で、ラヴロフ露外相とウシャコフ露大統領補佐官のためのイスタンブル行きの飛行部隊「ロシア」が準備されていると報じられている。
この関係者は、トランプ米大統領との間で一定の個人的な合意があれば、プーチン氏の訪問の準備に関する決定はいつでも下される可能性があるとの予想を示した。同時に、現時点では、5月15日、プーチン氏はクレムリンでの会合が予定されているという。