復興契約は日本などのウクライナを今支援している国が得ることになる=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ウクライナの復興に関する契約は現在ウクライナを支援している国が得ることになると発言し、日本もまたそのような国の1つだと指摘した。
ゼレンシキー大統領が記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「何よりも、ウクライナ復興に参加する優先的な国がある。それは、戦時下にウクライナを支援してきた国々だ。当然、財政面のだ。武器もまた財政だ。武器か、エネルギーか、あるいはウクライナの財政への直接の投入だ」と発言した。
また同氏は、多くの国がウクライナの地域の様々なニーズに資金を出してきたと喚起した。
その際同氏は、「例えば日本は武器は供与していないが、しかし、私たちは、ウクライナの強靭性、何より同国がエネルギーへと拠出した150億というのがどのような規模かは理解している。つまり、優先の国があり、彼らが復興に携わっていく。なぜか? なぜなら、復興は無料では行われないからだ。それは資金だ。どのような資金か? 何より、欧州連合(EU)の、欧州の国々の資金だ」と発言した。
同氏はまた、それは、復興には何よりEUの企業が参加していくことを意味するとし、同時に米国も優先されると指摘した。
その際同氏は、「私は、誰が優先されるかについて話している。それは米国だ。米国人は全くもって公正に『悪いが、支援していない者がどうして稼がねばならないのだ』と述べている。そこには、利他主義は一切なく。他の国からウクライナへの利他主義はない。それは、誰かが何かを禁止されるということではない。もしかしたら、私たちは、私たちの地域に、ウクライナに全く支援してこなかった国々と共同プロジェクトを有すことはおすすめしないかもしれない」と発言した。