ラヴロフ露外相、プーチン予告の「3日間停戦」は「直接交渉のはじまり」だと発言
ウクルインフォルム
ロシアのラヴロフ外相は29日、ロシアの独裁者プーチン氏が一方的に予告した5月8〜10日の「3日間停戦」は「前提条件なしの直接交渉のはじまり」だと発言した。
ラヴロフ外相の発言をBBCロシア語版が報じた。
ラヴロフ氏は、BRICS外相級会合の後の記者会見で、「プーチン大統領が言及した私たちの提案は、前提条件なしでの直接交渉のはじまりである」と発言した。
また同氏は、ロシアはより長期の停戦を発表するという案には懐疑的だと述べ、ロシアは「その停戦を公正に遵守するための公正な監視」の機会を目にしていないと発言した。
これに先立ち、ロシアのプーチン氏は、5月8日から10日にかけて3日間の一方的な「停戦」を予告していた。
これに対して、ゼレンシキー宇大統領は、停戦するのに5月8日まで待つ必要はなく、即時実施可能なはずだと指摘している。