トランプ米大統領、ロシアがウクライナの町をミサイルで攻撃することを「不適切」と形容
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は、ロシア軍がウクライナの町々をミサイルで攻撃していることを「不適切」だと形容した。
トランプ大統領がABCへのインタビュー時に発言した。
トランプ氏は、「私は、プーチンがいくつかの町や都市にミサイルを打ち込むのを見て、嬉しくはなかった。あれは、私が見て好ましいものではなかったし、不適切だと思った。しかし、私はこの戦争全体が不適切だと思っている。繰り返すが、この戦争は起こるべきではなかったものだ」と発言した。
また同氏は、プーチン氏は米軍がアフガニスタンから撤退した状況を見て、ウクライナへの(全面)侵攻を決断したのだと思うと指摘した。
その際同氏は、「私は、プーチンは、一度侵攻したからには、ウクライナ全土を手に入れたかったのだと思う。そして、私は、彼の侵攻の決断した理由の一部は、アフガニスタンで起きたことを彼が見たからだと思う。ミリー統合参謀本部議長(編集注:当時米統合参謀本部議長)や他の者があれをどれほど無能に扱ったかを見てからだ。それは私たちの人生、あるいは私たちの国の歴史の中でも最も大きな恥辱の1つだった」と発言した。
記者から、プーチンが平和を求めていると思うかと質問されると、トランプ氏は、「そう思う」と返答した。
トランプ氏は、「私はそう思う。彼の夢は、国全土を奪うことだった。私は、私のせいで彼はそれができないと思う。(中略)彼は私を尊敬していると思う」と発言した。
写真:ホワイトハウス