ウクライナは米国の交渉離脱のシグナルをコミュニケーション戦略とみなしている=外務報道官

ウクライナは米国の交渉離脱のシグナルをコミュニケーション戦略とみなしている=外務報道官

ウクルインフォルム
ウクライナのティーヒー外務報道官は25日、外務省は米国からの和平プロセスからの離脱の可能性に関するシグナルを、コミュニケーション戦略、交渉促進の努力の一部としてみなしていると発言した。

ティーヒー外務報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ティーヒー氏は、「私たちは、マルコ・ルビオ(米国)国務長官からのものをはじめ、公の場でのコメントやシグナルを見てきた。私たちは、それはコミュニケーション戦略の一部だと思っており、つまり、公の場でそのようなシグナルを送ることで、米国側は和平交渉を刺激し、それを加速させようとしているということである」と発言した。

ティーヒー氏は、ウクライナは現時点で、和平プロセスからの離脱の準備に関する何らかの公式な外交情報、書簡、口上書は受け取っていないと指摘した。

そして同氏は、「私たちはシグナルを大袈裟に受け取ってはいない。私たちは、複雑な作業が進んでいることを理解している。あなた方が耳にする公の場のシグナルは、氷山の一角に過ぎず、その裏では外交が行われており、そして残念ながら、外交の一部は確かに非公開なのだ」と発言した。

同氏はその上で、ウクライナは交渉において自らの原則的立場を維持していると明言した。

これに先立ち、ティーヒー外務報道官は16日、ウクライナが国際的に認められた国境内での領土一体性に関する自らの立場を変えることは決していないと発言していた

ティーヒー氏は、「ウクライナは一体であり、国際的に認められた国境内での統一国家である。このウクライナの立場は不変であり、決して変わることはない」とした上で、シビハ宇外相が示している以下の3つの原則を伝えている。

・ウクライナはロシアにより奪取されたいかなる領土も「ロシア領」とは絶対に認めない。

・ウクライナは自らの防衛能力、自国軍ないし国際支援のいかなる制限についても絶対に同意しない。

・どのような第三国であれ、ウクライナがどの連合・同盟に加わるかについて拒否権を持たない。


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