「ロシアは侵略国であり、米国民の苛立ちはプーチンにのみ向けられるべき」=マクロン仏大統領

「ロシアは侵略国であり、米国民の苛立ちはプーチンにのみ向けられるべき」=マクロン仏大統領

ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は24日、ロシアのプーチン氏は完全かつ無条件の停戦に同意せねばならず、その後の全ての問題は交渉で解決可能だと発言した。

マクロン大統領がマダガスカル訪問時に記者団に対して発言した。

マクロン氏は、「唯一すべきことは、私が2日前の夜にトランプ氏に繰り返し述べたことだが、プーチンが最終的に嘘をつくのをやめることだ」と発言した。

その点に関して、マクロン氏は、米国の交渉担当者やその他の国々とのやり取りの際に、プーチン氏は、平和を望んでいると主張しているが、ウクライナを爆撃し、人々を殺し続けていると指摘した。

そして同氏は、「そのため、私たちは、たった1つの回答を待っている。プーチン大統領がイエスと言えば、武器は沈黙するのだ。もしロシアが、停戦の準備ができていないと言うなら、その時は、同国が米国大統領や他の人々に、『平和を望んでいる』と述べたのが嘘だったことになる」と指摘した。

同氏はまた、戦争を終わらせるための米国の努力を歓迎した。同時に同氏は、ロシアは侵略国であり、ウクライナは侵略の被害国であることを想起した上で、そのため「アメリカ人の苛立ちは、ただ1人、プーチンに向けられるべきだ」と強調した。

さらに同氏は、トランプ氏は合意に達し、完全な和平合意を結びたがっていると指摘し、「彼は交渉人でもある。しかし、私は全てをあるべき場所に置く。全ての始まりである最初の答えは、無条件停戦だ。それ以外の全ての問題は、その後に生じるべき和平交渉の対象となるものであり、軍事的陣地、領土、安全保障の問題を彼らが考慮していく」と発言した。

そして同氏は、領土一体性と国際法尊重に関するフランスの立場は不変であることを強調した。

その上で同氏は、「したがって、私たちは、ウクライナの人々が自国の領土と国際的に承認された国境内で平和に暮らす権利を防衛し続ける。だからこそ私たちは、ロシアの侵略戦争を常に非難してきた。そして私たちが平和を構築することが可能となる段階にいると望んでいる」と発言した。

写真:Blondet Eliot/ABACA


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