ゼレンシキー宇大統領、露軍の大規模攻撃を受け、南ア訪問の一部を中止
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、ロシア軍によるキーウやその他のウクライナの町への大規模攻撃を受けて、南アフリカ訪問の予定の一部を中止すると発表した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「停戦は即時かつ無条件に必要だ。人道問題、被拘束者やロシアにより連れ去られたウクライナ児童の帰還での支援も期待している。この訪問の予定の一部は中止し、南ア大統領との会談後、私はすぐにウクライナに戻る」と発言した。
同時に同氏は、シビハ宇外相は南アに残り、全ての必要な会談を行い、同国の政治・市民のリーダーたちに情勢についての情報を伝えると伝えた。
また同氏は、現在G20議長をつとめるラマポーザ南ア大統領に、情勢と世界の外交努力の活発化におけるニーズについて伝える予定だと発言した。
なお、23日、ゼレンシキー大統領は、南アフリカの訪問を開始していた。
23日夜から24日朝にかけて、ロシア軍は、キーウをはじめとしたウクライナ全土への大規模複合攻撃を実施した。キーウでは、9名の死者が出ている。