米国はロシアとウクライナの立場がどれだけ近いのか遠いのかを理解したい=ルビオ米国務長官
ウクルインフォルム
米国のルビオ国務長官は、米国は3年間対話してこなかったロシア、そしてウクライナをもっと理解しようとしており、それは双方の立場がどれだけ近いのか、あるいは遠いのか、米国はそのプロセスに注力するべきなのかを見定めるためだと発言した。
ルビオ国務長官がバリ・ウェイス・ポッドキャストとのインタビュー時に発言した。国務省がテキスト版を公開した。
ルビオ氏は、「私たちは率直であるべきだ。ロシアがウクライナ全体に入り込んで、国全てを奪うことはないし、ウクライナが2014年前に彼らがいた場所まで彼らを全て押し返すこともない。よって、ロシアの立場がどのようなものかを理解するために携わっていると言おうか。そして、私たちは今、それをより良く理解している。なぜなら、私たちは実質的に彼らと、対話不在後の3年ぶりに話しているのだから」と発言した。
また同氏は、米国はウクライナの立場も理解しようとしているとし、それは「その人たち(編集注:ロシアとウクライナ)が隣接しているのかどうか」を明らかにするためだと指摘した。そして同氏は、なぜなら両者が離れ過ぎているなら、「平和が現時点では不可能だという結論を出さざるを得ないかもしれない」と発言した。
同時に同氏は、「私たちは全力を尽くしてきた。私たちは私たちの政府の最高レベルで多くの時間とエネルギーを費やしてきた。私たちは、現実的な道が前にある限り、そうしていくつもりである」と発言した。
他方で、もしある時に、ロシアとウクライナの立場が離れ過ぎており、「もしかしたら、別の優先課題に移る必要があると判断するかもしれない。なぜなら、世界には、多くの重要なことが起きているからだ」と指摘した。