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ウクライナ政府は近東の自国民支援のために活動継続 ガザにウクライナ国民約260名=ゼレンシキー宇大統領
動画
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ウクライナ政府はイスラエルからすでに200人以上の自国民を出国させることができたとし、現在次の航空便の準備をしており、関係機関が現地に残っているウクライナ国民を支援するために活動を続けていると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「イスラエルからのウクライナ国民の避難が継続している。すでに200人以上をルーマニアまで運ぶことができた。主に女性と子供だ。次の便が準備されている。現在約260人がガザ地区にいることが明らかになっている」と発言した。
同氏はまた、現時点でガザ地区からはどの国の国民も出られなくなっているとしつつ、ウクライナの外交官、情報機関や安全保障機関の関係者が、近東から出られなくなっているウクライナ国民の支援のための活動を続けていると伝えた。
そして同氏は、「ウクライナの外交官は、支援の必要な私たちの国民一人一人を支援する準備がある。そのため、国外にいて、支援を必要している可能性のある全てのウクライナ国民にもう一度呼びかける。いつでも良い、どんな手段でも良いので、私たちの外交代表部に連絡してくれ」と強調した。
これに先立ち、ウクライナのルビネツ最高会議(国会)人権問題全権代表は14日、イスラエル外務省がガザ地区のウクライナ国民やその他外国籍者の避難許可を避難実施の2時間前になって不明な理由で撤回したと報告していた。
また、駐イスラエル・ウクライナ大使は、イスラエルからすでに208名のウクライナ国民を避難させることができたと発表している。
写真:大統領府