ゼレンシキー宇大統領、アラブ諸国に和平イニシアティブ「平和の公式」への参加を呼びかけ

ゼレンシキー宇大統領、アラブ諸国に和平イニシアティブ「平和の公式」への参加を呼びかけ

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ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、サウジアラビアにてアラブ連盟の加盟国に対して、ロシアの侵略戦争においてウクライナが提案している和平イニシアティブ「平和の公式」の履行に加わるよう呼びかけた。

ゼレンシキー大統領がジッダで開催されたアラブ連盟首脳会議に出席した際に発言した。

ゼレンシキー大統領は、「それぞれの代表団に10項目からなる『平和の公式』を記した各言語での文書が渡されている。最も適していると考える項目を選んで欲しい。そして、あなた方がロシアの拘束から人々を救う項目を選んでくれたら、私はありがたい。私は、平和を尊重する全ての方々に、『平和の公式』の履行への参加を、そうすることで敵意、苦しみ、悪を小さくすることを呼びかける」と発言した。

またゼレンシキー氏は、今回のアラブ連盟首脳会議での主な呼びかけは、ウクライナのイスラム教徒コミュニティを含む、ウクライナの人々を守ることにあると指摘した。同氏は、クリミアはロシアの占領によって苦しむことにになったウクライナの最初の場所であり、被占領下クリミアで今も弾圧を受けているのはイスラム教徒なのだと喚起した。

その上で同氏は、「リビア、シリア、イエメンでの長期にわたる戦争がもたらしたのがどれほどの苦しみだったか、スーダン、ソマリア、イラク、アフガニスタンでの戦いで亡くなった人はどれだけだったかを見て欲しい。新しい侵略によって苦しみを倍増させる者は皆、敵意を撒き散らし、独立した国々の意志を考慮しない、帝国が侵略する古い時代を取り戻すことを願っているのだ。世界に逆らう者は、民によって呪われることになるだろう」と強調した。

その他同氏は、ウクライナの国際的立場と国連憲章への支持につき諸国に謝意を伝え、ロシアに拘束された人々を解放する支援を行ったサウジアラビアの経験を拡大できる可能性を指摘した。また同氏は、ウクライナはアラブ諸国とともに食料の安全保障を支えることができたと伝えた。

なお、19日、ゼレンシキー大統領はサウジアラビアを訪問している。


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