ウクライナへの売却後は「トルコの」無人機ではない=トルコ外相

ウクライナへの売却後は「トルコの」無人機ではない=トルコ外相

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トルコのチャヴショール外相は、ウクライナ政権が使用した戦闘型無人機について、トルコで製造されたかもしれないが、それのウクライナによる使用についてトルコを責めることはできない、と発言した。

10月30日、チャヴショール外相がローマのG20首脳会談の会場内で発言した。TRT通信が報じた

チャヴショール外相は、「ある国が、私たちのところから、あるいは別の国から兵器を買う場合、その武器はもう『トルコの』とか、『ロシアの』とか、『ウクライナの』と呼ぶことはできない。国家が私たちのところで兵器を買ったら、それはもうトルコ製品ではないのだ。もしかしたら、トルコで製造されたかもしれないが、しかしそれはウクライナに属するものである。それについて(編集注:無人機の使用について)トルコを非難することはできない」と発言した。

チャヴショール外相はまた、ウクライナはトルコで購入した無人機を「トルコの」と呼ぶことを止めるべきだと発言した。

加えて外相は、「私たちが複数の国でテロと戦っている時、私たちは時々、ロシアを含めたさまざまな国の兵器を目にすることがある。私たちは、ロシアを非難することは決してない。ウクライナは、私たちの名前を使うことを止めなければならない」と発言した。

これに先立ち、ウクライナ軍参謀本部は26日、ウクライナ東部の統一作戦圏にて、ロシア占領軍からの攻撃を受けた際に停止要求を行ったが反応がなかったため、トルコ製攻撃型無人機「バイラクタル」を初めて使用、敵火砲を破壊したと伝えていた。

これを受けて、ドイツ外務省は27日、ウクライナ東部にて、ウクライナが無人機「バイラクタル」を使用したことに言及しつつ、対立する双方による無人機使用につき、強い懸念を表明していた。

これに対して、クレーバ・ウクライナ外相は、ドイツはウクライナによる自衛権行使としての無人機使用ではなく、ロシア占領軍によるミンスク諸合意の禁止する兵器の使用に懸念を表現すべきだったとコメントしていた。

また、ゼレンシキー大統領は、バイラクタルは、ウクライナ東部の敵の攻撃を抑えるために使用したのだと発言していた。


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