ゼレンシキー大統領、EU大統領とクリミア・プラットフォームでの今後の連携を協議

ゼレンシキー大統領、EU大統領とクリミア・プラットフォームでの今後の連携を協議

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は23日、欧州連合(EU)の大統領にあたる、ミシェル欧州理事会議長と会談し、同日キーウ(キエフ)にて立ち上げ首脳会談が開催された「クリミア・プラットフォーム」における今後の連携について協議を行った。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、ミシェル議長に対して、EUとその加盟国によるクリミア・プラットフォームとその結論文書である共同宣言への支持につき謝意を伝えた。

大統領は、「ウクライナを、私たちの主権と独立支持してくれていることにつき、もう一度謝意を述べたい。クリミア・プラットフォーム支持とその宣言への署名という、今日の一歩は、私たちの主権と領土一体性への支持の1部品であり、パズルの1ピースである。なぜなら、クリミアはウクライナだからだ」と発言した。

両者は、クリミア脱占領を最終目的とするクリミア・プラットフォームの枠内での今後の作業につき、他の国際パートナーとともに努力を調整していくことで合意した。

その他、10月12日にキーウで開催されるウクライナEU第23回首脳会談の準備状況につき協議が行われた。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナ側の同首脳会談への期待と共同声明案の主要要素について説明し、「私は、待ち望まれている共通航空域協定の署名と、その適用開始を期待している。私たちはまた、いわゆる産業査証免除協定の締結に向けた、ウクライナの標準化・計量機関の第2段階評価の一環で、EU専門家ミッションの訪問を期待している」と発言した。

さらに両者は、欧州のエネルギー安全保障問題について協議し、その際ゼレンシキー大統領は、利用開始することでウクライナのみならずEUにも安全保障・政治的脅威の増大をもたらすノルド・ストリーム2は、そのプロジェクト実現に対してさらに抵抗しなければならないと強調した。

また両者は、EUからの6億ユーロ規模のマクロ財政支援第2トランシュの供与展望についても協議した。

なお、8月23日、キーウにて、クリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が開催され、参加国は共同宣言を採択した。

写真:大統領府


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