国籍を与えても、ウクライナ人の心は奪えない=ゼレンシキー大統領、被占領地住民につき発言

国籍を与えても、ウクライナ人の心は奪えない=ゼレンシキー大統領、被占領地住民につき発言

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、ウクライナは現在被占領下にあるクリミア、ドネツィク州、ルハンシク州に暮らす人々を巡り闘っているとし、彼らは必ず戻ってくると発言した。

ゼレンシキー大統領が独立30周年記念日式典での演説の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「私たちは、そこの人々を巡り闘っている。なぜなら、領土は一時的に占領できても、人々のウクライナへの愛は占領できないからだ。八方塞がりにして、強制的に国籍証明書を取得させても、人々のウクライナの心を奪うことはできないのだ」と強調した。

大統領はまた、ウクライナ東部やクリミアの人々の中にはそのことを口にすることを恐れている者もいるが、それは彼らがそのことを考えることまで恐れていることにはならないと指摘した。

その上で、大統領は、「彼らは戻ってくる。なぜなら、私たちは家族だからだ」と述べた。

また大統領は、偉大な国ウクライナの再来、クリミアとドンバスの脱占領のために多くの初めてことを行っているとしつつ、46か国が参加したクリミア・プラットフォームを実施していることを喚起した。

さらに大統領は、ウクライナ国民が未来を信じられるよう、ともに国家を築き上げるようにするために多くの時間を割いていると発言した。

大統領は、「強力な国とは何か。それは、野心を持って夢を見て、決断力を持って行動する国だ。『初めて』を恐れない国だ。そのため、30年で初めて、アントノウ社は国家のために3体の航空機を建造している。今年、軍のために新しい戦車が建造されている。強力な国家は、海軍艦隊、海軍基地を再生し、コルヴェットを建造する」と発言した。

その上で大統領は、ウクライナが強力な国となれば、欧州連合(EU)加盟への招待を頼まなくてもよくなるとし、その時にはあちらからウクライナを招待してくるだろうとと強調した。

なお、8月24日、ウクライナでは独立30周年記念日が祝われている。


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