ゼレンシキー大統領、サンドゥ・モルドバ大統領とジョージアで会談
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は19日、訪問先のジョージア・バトゥミにて、モルドバのサンドゥ大統領と会談し、両国の経済協力活性化などについて協議を行なった。
ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
発表には、「ゼレンシキー大統領は、マイア・サンドゥ大統領に対し、親欧州・民主勢力がモルドバの議会選挙で勝利したことにつき祝福を伝え、効果的な組閣における成功を祈願した」と書かれている。
大統領府によれば、両首脳は、貿易経済協力活性化のための優先的方策につき協議し、エネルギー分野の協力と共同インフラプロジェクトの実現を両国の経済連携の重要分野として定めた。ゼレンシキー大統領は、「類似の二者間・マルチのプロジェクトを成功裏に実現させることが、両国の多元化とエネルギー分野の独立を強化する上での重要な一歩となる」と発言した。
両首脳はまた、両国の交通・輸送能力の発展における問題点に注意を向け、その上で、同分野の主要プロジェクトである、ドニステル(ニステル)川を渡るためのヤンピリ〜コサウツィ間の橋の建設を加速しなければならないとの点に同意した。
ゼレンシキー大統領はまた、サンドゥ大統領に対して、クリミア・プラットフォームの活動の主な課題とモダリティについて報告し、改めてクリミア・プラットフォーム首脳会談とウクライナ独立30周年記念式典への招待を確認した。
なお、ゼレンシキー大統領は、19日、ジョージアを実務訪問し、バトゥミ国際会議に参加した。
写真:大統領府