独仏のおかげでノルマンディ4国外相会合開催のチャンスが生まれた=クレーバ外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は、ドイツとフランスの両国外相のおかげで、ノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)の外相級会合が開催されるチャンスが生じたと発言した。
9日、ベルリンを訪問しているクレーバ外相がマース独外相との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
クレーバ外相は、最近独仏露の3国外相が電話会談を行ったことについて、自身はその電話会談開催の意図を事前に知らされていたし、開催を支持していたと述べ、支持の理由は同開催の目的が、ロシアのラヴロフ外相をノルマンディ4国外相会談への参加に促すことにあったからだと説明した。
クレーバ外相は、「現在、ハイコ(マース独外相)とジャン=イヴ(ル・ドリアン仏外相)の努力のおかげで、私たちは、そのような会合を開催するチャンスを得ており、私は、その開催を期待している。私たちは、内容ある対話を行う準備がある。重要なことは、ラヴロフ氏が『ロシア以外の全員が悪い』というような従来の同国の立場を伝えるために参加するのではなく、合意のために参加することである。そのため、私たちはその会合開催を待ち、会合の結果を期待している」と発言した。
これに先立ち、7日、ドイツのマース外相とフランスのル・ドリアン欧州・外務相は、共同でロシアのラヴロフ外相と電話会談を行い、その際、ウクライナ東部紛争の平和的解決に関し、ロシアに「肯定的貢献」を行うように要請していた。