保安庁、ロシア発「ウクライナのエージェント」発表は偽情報だとコメント
ウクルインフォルム
ウクライナ保安庁(SBU)は、ロシア連邦にて連邦保安庁(FSB)が「SBUのエージェント」を摘発したと発表したことにつき、偽情報であるとコメントした。
7日、アルテム・デフチャレンコSBU報道官がウクルインフォルムの記者にコメントした。
報道官は、「ロシア連邦FSBによる、SBUエージェント摘発なる発表は、いかなるものも、ハイブリッド戦争展開の視点からのみ見るべきである。偽情報の拡散、特殊情報作戦の展開は、ハイブリッド戦争の要素である」と発言した。
報道官は、報道機関に対して、ロシア発の類似の情報には懐疑的に接するよう呼びかけた。
これに先立ち、露FSBは、6月3日にウクライナ国民のオレクシー・セメニャカ氏に関して、SBUと協力していたと主張した上で、ロシアに対して25年間の渡航禁止措置をとったと発表していた。