大統領選挙投票先、ゼレンシキー大統領がトップ 次点はポロシェンコ前大統領

大統領選挙投票先、ゼレンシキー大統領がトップ 次点はポロシェンコ前大統領

世論調査
ウクルインフォルム
最新の世論調査によれば、もし現在大統領選挙が行われた場合、最も得票するのは現職のヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領(24.9%)であることがわかった。2位は、前大統領のペトロ・ポロシェンコ欧州連帯党党首で13.1%、3位は元首相のユリヤ・ティモシェンコ祖国等党首で12.1%。

レイティング社が4月6、7日に実施した世論調査結果を発表した

「近々大統領選挙がある場合、あなたは誰に投票するか」との設問に対する回答は以下のとおり(数字は%、カッコ内は投票先を決めている回答者内の数字)。

ゼレンシキー大統領     22.2(24.9)

ポロシェンコ欧州連帯党党首 11.7(13.1)

ティモシェンコ祖国党党首  10.8(12.1)

ボイコ野党生活党共同代表  10.6(11.9)

スメシュコ力名誉党党首    6.1( 6.8)

フロイスマン宇戦略党党首   4.6( 5.1)

以下略

投票しない          5.5

回答困難           5.4

また、決選投票を行う場合の投票先を問う設問では、ゼレンシキー氏が全ての候補者に勝つ結果となったと伝えられた。具体的には、ゼレンシキー氏とポロシェンコ氏の場合、それぞれ64%と36%。ゼレンシキー氏とティモシェンコ氏の場合は、57%と43%。ゼレンシキー氏とボイコ氏の場合は、67%と33%。ティモシェンコ氏とポロシェンコ氏の場合は、59%と41%。ボイコ氏とティモシェンコ氏の場合は、51%と49%だと発表された。

また、2019年の大統領選挙以降の各政治家の支持率推移を見るとゼレンシキー大統領の支持(グラフの緑の線)は選挙終了後の急増から徐々に支持を落としており、2021年に入ってからも20〜25%の支持となっている。

緑:ゼレンシキー、赤:ポロシェンコ、青:ボイコ、紫:ティモシェンコ
緑:ゼレンシキー、赤:ポロシェンコ、青:ボイコ、紫:ティモシェンコ

最高会議(国会)選挙があった場合の投票先を問う設問の結果は以下のとおり(数字は%)。

人民奉仕者党  22.9

欧州連帯党   14.6

野党生活党   14.2

祖国党     12.9

力名誉党     4.7

急進党      4.4

宇戦略党     4.3

私達党      3.5

ウダール党    3.4

自由党      3.4

シャリー党    3.4

声党       2.6

自助党      2.4

今回の世論調査は、レイティング社が2021年4月6、7日にクリミアとドネツィク・ルハンシク両州の被占領地を除くウクライナ全土にて、18歳以上の人物2500名に対して、CATI(Computer Assisted Telephone Interviewing)方式で実施したものであり、理論的誤差は±2.0%だと発表されている。

写真:大統領府


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