「クリミアはウクライナ」=ベラルーシ反政権リーダー
ウクルインフォルム
ベラルーシの反政権リーダーとして知られるスヴェトラナ・チハノフスカヤ(シヴャトラナ・ツィハノウスカヤ)氏は、ロシアの占領するクリミアはウクライナ領であると発言した。
1日、チハノフスカヤ氏がニュースサイト「欧州プラウダ」へのインタビュー時に発言した。
チハノフスカヤ氏は、記者の質問に対して、「クリミアはウクライナだ。ある者が何かを明瞭に言わないということは、間違っているというわけではなく、外交的言語を用いているということだ。私は今、明確に述べたし、質問に答えた」と発言した。
加えてチハノフスカヤ氏は、同じ発言をキーウ(キエフ)を訪問した際にも述べると述べ、現在ウクライナからの招待を待っていると伝えた。
同氏は、「私たちは、ウクライナ政権を説得したいと思っている。説得が目的ではなく、(ベラルーシの)体制は崩壊したのであり、それ(編集注:崩壊した体制)にベラルーシ人と対話させるには、最大限の政治的、経済的圧力が必要だという、私たちの見方を伝えたいのだ。ウクライナは、その方向で多くのことを行うことが可能だ」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナから期待していることとして、「私たちは、ウクライナ側からもっと決定的な発言、より断固とした主張、そして何らかのベラルーシの金融面の孤立を求めている。なぜなら、それが体制への非常に重要な圧力だからだ」と発言した。
写真:プール・ペールヴォイ