軍総司令官、ウクライナ東部被占領地の返還が困難な理由を説明

軍総司令官、ウクライナ東部被占領地の返還が困難な理由を説明

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ロシアは、現在の戦争に莫大な資金を投入して、プロパガンダを積極的に展開しながらウクライナ東部の占領地を維持している。それにより、ウクライナが同地を取り戻すことは困難となっている。

ルスラン・ホムチャーク・ウクライナ軍総司令官がニュースサイト「ホルドン」へのインタビュー時に発言した

ホムチャーク総司令官は、ロシアが投入している資金は戦闘そのものにのみ向けられているわけではないとし、(占領している)地域全体の維持のためにも資金が当てられていると述べた。総司令官は、「燃料、食料、衣料、それから彼らが民間人のために発表している発展、存続、訓練といったあらゆるプロジェクト、それら全てに資金(が投入されている)」と発言した。

総司令官はまた、2020年、被占領地ドンバス地方の軍事訓練施設にて、初めて中尉が教育を終えたと述べ、彼らはロシアの支配地において初めて卒業する将校であると指摘した。

同氏はまた、「そこでは、ロシアのプロパガンダが彼らを完全に洗脳してしまっている。つまり、その地に残されたウクライナ人たちは、そこで成長しており、当時7歳だった者は、14〜15歳になっている」と発言し、彼らの意識形成は、ロシアのプロパガンダの影響下で行われており、現在、彼らを取り戻すことは困難となっていると指摘した。


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