ゼレンシキー大統領、憲法裁判所裁判官2名任命大統領令を無効化

ゼレンシキー大統領、憲法裁判所裁判官2名任命大統領令を無効化

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ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は27日、2013年にヤヌコーヴィチ当時大統領によるオレクサンドル・トゥピツィキー氏とオレクサンドル・カスミニン氏を憲法裁判所に任命する大統領令を無効化した。

大統領府が関連大統領令124/2021を掲載した

同大統領令には、署名の目的として、「ウクライナ憲法、人と国民の権利と自由の遵守、国家独立と安全の保障のため、(中略)また、ユーロマイダン開始・尊厳革命の出来事から7年経過に合わせた最高会議声明に注意を向けつつ、(中略)その声明には、2010〜2014年、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏による権力強奪は、ウクライナの国家安全保障と国防の基本の弱体化、人権・自由の侵害を招いたと強調されており、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏により任命されたウクライナ憲法裁判所の個別の裁判官が、自らの権限を履行し続けながら、ウクライナの国家独立・安全保障への脅威を生み出していることに注意を向けつつ…」と書かれている。

今回、ゼレンシキー大統領は、同大統領令により、2013年5月14日付のオレクサンドル・トゥピツィキー氏の憲法裁判所裁判官任命と同年9月17日付のオレクサンドル・カスミニン氏の同裁判所裁判官任命に関する大統領令を無効化した。

これに先立ち、2020年12月29日、ゼレンシキー大統領は、トゥピツィキー憲法裁判所裁判長を2か月間停職する大統領令に署名、その後、2021年2月26日、同停職をさらに1か月間延長する大統領令に署名していた。

写真:大統領府


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