ゼレンシキー大統領、中国国民への一時的査証免除措置を決定
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、中国国民に対するウクライナへ観光目的で渡航する際の査証を免除する暫定措置を施行する大統領令に署名した。
23日、大統領府が関連大統領令を掲載した。
大統領令には、「ウクライナと中華人民共和国の間の友好関係の発展、二国間の観光分野の協力活性化を目的に、以下を決定する。(1)2021年4月1日から2021年9月30日までの期間、観光目的にてウクライナへ入国する中華人民共和国国民のために、ウクライナへのその滞在期間が180日間中30日間を超えない場合、ウクライナへの無査証入国体制とウクライナ領を通じた無査証トランジット体制を施行する」と書かれている。
なお、これに先立ち、2020年7月28日、ゼレンシキー大統領は、中国国民に対する観光目的の渡航の際の査証を2020年8月1日から2021年1月31日まで免除する体制を施行する決定を下していた。