イェルマーク大統領府長官、G7大使とドンバス情勢協議
ウクルインフォルム
アンドリー・イェルマーク・ウクライナ大統領府長官は22日、G7大使と会談し、ドンバス情勢につき協議を行なった。
大統領府広報室が伝えた。
発表には、「アンドリー・イェルマーク・ウクライナ大統領府長官は、G7各国とEUの大使とビデオ会議形式で会談した。会談の重要な注意は、ドンバスの治安状況と、平和的情勢解決協議に向けられた。イェルマーク氏は、大使たちに3月18日に行われた『ノルマンディ4国』首脳政治担当補佐官ビデオ会議の結果を報告した」と書かれている。
大統領府はまた、2020年7月27日からの停戦体制回復に向けたウクライナの積極的努力にもかかわらず、ロシア側がウクライナのイニシアティブを支持せず、ウクライナ側が提案していた三者コンタクト・グループ(TCG)治安問題作業部会臨時会合開催を拒否したと伝えた。イェルマーク長官は、フランスとドイツの代表者による建設的立場に謝意を伝えたとのこと。
発表にはまた、イェルマーク長官が「持続可能で包括的な停戦体制の確立と厳格な確保が、ノルマンディ・フォーマットの首脳が達成した全ての重要な合意と、ミンスク諸合意の重要項目を守ることになる。そのため何よりまず、停戦体制が確保されねばならない」と発言したことが伝えられている。
イェルマーク長官は、偽情報・プロパガンダ対策問題におけるG7やEUや北大西洋条約機構(NATO)パートナー国との積極的な協力継続への期待を表明した。
写真:大統領府