ノルマンディ首脳補佐官級ビデオ会合開催=大統領府
ウクルインフォルム
独仏宇露4国からなるノルマンディ・フォーマットの首脳補佐官は18日、ビデオ会合を開催し、違反件数の増加が確認されているドンバス停戦体制につき協議を行なった。
大統領府広報室が伝えた。
ウクライナ代表として出席したイェルマーク大統領府長官は、会合参加者に対して、2020年7月27日に発行したドンバス停戦へと回帰することを呼びかける4国共同声明を採択することを提案した。
イェルマーク氏は、「ウクライナは誰よりも停戦への回帰に関心がある。なぜなら、停戦違反により、ウクライナにてウクライナの軍人と民間人が亡くなっているからだ」と強調した。
同氏はまた、当事者に停戦確保の準備があることを確認するために、3月19日に三者コンタクト・グループ(TCG)安全保障問題作業部会を緊急開催することを提案したと述べた。
同氏は加えて、フランスとドイツが具体的な立場を示し、停戦維持保障を促進する準備を表明していることにつき、謝意を伝えた。