安保会議、対ロシア決定を複数採択 偽情報対策センター設置・対露銀行制裁延長

安保会議、対ロシア決定を複数採択 偽情報対策センター設置・対露銀行制裁延長

ウクルインフォルム
11日、ウクライナの国家安全保障国防会議(NSDC)は、偽情報対策センターの設置とロシアの銀行2行に対する制裁の3年間の延長を決定した。

ダニーロウNSDC書記が同日のNSDC会合の結果を記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

偽情報対策センターは、大統領府内NSDC事務局シチュエーション・センターに位置し、来週から活動を開始するとのこと。ダニーロウ書記は、同センターには、関連情報の情報担当部署の職員が加わると述べた。

ウクルインフォルムの記者が誰が同センターを率いるのか尋ねると、ダニーロウ書記は、センター長は別途大統領令にて任命されると述べた。

その他、ダニーロウ書記は、NSDCは3月15日で効力の切れる予定であったロシアの銀行2行に対する制裁を延長する決定を採択したと報告した。

書記は、「2019年発効の制裁対象となっているロシアの銀行が2行ある。3月15日、その効力が切れることになっていたが、その2行に対する制裁効力が3年間延長された」と発言した。


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