ゼレンシキー大統領、マルカロヴァ元財務相を駐米大使に任命

ゼレンシキー大統領、マルカロヴァ元財務相を駐米大使に任命

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は25日、オクサーナ・マルカロヴァ元財務相(2018〜2020)を駐米ウクライナ大使に任命した。

大統領府広報室が公表した

ゼレンシキー大統領は、マルカロヴァ氏に任命への祝意を伝えるとともに、マルカロヴァ氏の同職任命の3つのメリットとして、同氏の愛国心、高い専門性、米国にて非常に肯定的な評価されていることを指摘した。

大統領は、「私は、この3つの要因がウクライナと米国の戦略的パートナーシップを強化するための成功の方程式だと確信している」と発言した。

加えて大統領は、新駐米大使の課題として、何よりもまずバイデン新政権との効果的な対話を調整することだと指摘した。さらに、大統領は、米議会との積極的活動と恒常的対話、同国主要2党のウクライナ支持を強化することを挙げた。

また大統領は、米国をドンバス情勢解決プロセスとクリミア脱占領努力へ関与させることが重要だと強調した他、新露天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」プロジェクトに関係するものをはじめとする、米国の対露制裁の強化も不可欠だと発言した。

その他、大統領は、米国によるウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟方針支持が重要であると指摘し、何よりも加盟行動計画(MAP)のウクライナへの付与が決定されることが重要だと強調した。

さらに大統領は、駐米大使の課題の一つとして、米国によるウクライナの国内改革支持を継続させることだと指摘した。

また大統領は、「私は、オクサーナ・マルカロヴァ氏が、経済外交の発展においても好例を示すと確信している。ウクライナへの直接外国投資、ウクライナの製品の輸出促進、ウクライナ・ビジネスの利益防衛、これらは全ての外交代表部にとって特に重要な問題であり、私が要求することである」と発言した。

なお、マルカロヴァ氏は、2018年11月から2020年3月まで財務相を務めていた人物。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-