露のウクライナ侵略は欧州の地政学的状況を変化させた=外務省声明

露のウクライナ侵略は欧州の地政学的状況を変化させた=外務省声明

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ウクライナは、ロシアに対し、侵略を止め、国際法空間へ戻り、一時的に占領しているクリミア自治共和国、セヴァストーポリ市、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域を解放するよう要求している。

19日、ウクライナ外務省がロシア連邦によるウクライナ侵略開始から7年経過したことに合わせた声明を発出した

外務省は、クリミア自治共和国とセヴァストーポリ市の違法な併合の試みとその後のドンバス地方における武力紛争の展開は、ロシアによるウクライナの国家性の破壊を目的とする計画の一環であったと指摘した。

さらに声明には、ロシアのウクライナに対する侵略が欧州と世界における地政学的状況を決定的に変えたとし、国際法の権威と欧州と世界の安全保障システム全体が深刻なレベルにまで破綻したと説明されている。

外務省は、「国際社会に対して、ロシア政権によるウクライナ領の占領を止めさせ、被拘束者・政治囚を解放させ、国際裁判所の判決を履行させるべく、ロシアへの政治的・制裁的圧力を強めるよう要請する。私たちは、クリミア・プラットフォームをはじめ、共同で努力することで、ウクライナの領土一体性を回復できるのみならず、国際法の権威を強め、欧州大陸に平和と安定を取り戻すことになる。ロシア連邦は、ウクライナやウクライナ国民に対して犯したあらゆる罪の責任を完全に負うことになる」と指摘した。

なお、2014年2月20日、ロシア連邦は、ウクライナに対する軍事侵略を開始している。同日、ロシアは、ウクライナ領クリミアの奪取を目的とする作戦の一環で、クリミアへとロシア軍部隊の展開を開始している。


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