「ウクライナは日本との自由貿易協議の開始に期待」=ウクライナ大使

「ウクライナは日本との自由貿易協議の開始に期待」=ウクライナ大使

ウクルインフォルム
ウクライナは、日本との自由貿易協定と租税協定改定の協議開始を期待している。

16日、キーウ(キエフ)市内で開催されたフォーラム「アジア戦略の実行 ウクライナ・日本間協力の役割」(新欧州センター主催)の際に、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使がを発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

コルスンスキー大使は、「経済はより重要となるべきだと思っている。日本の政治指導者たちにウクライナとの安全保障関連議題を発展させようという強い関心を抱かせるための土台は、経済が作るのだ。経済の文脈にて、私は、過去4か月間、(日本の)様々な政府、議会の代表者とその件の協議を行っている。すでに数十回の会談をしている。議題は、自由貿易協定の協議開始、二重課税回避協定の改定だ」と発言した。

大使は、現在の二重課税回避協定はソ連時代の1986年に締結されたものがまだ効力を持っていると指摘しつつ、新しい協定案はすでにできており、日本側に渡されていると指摘した。

大使はまた、本件に関する協議が速やかに終了することへの期待を示した。

さらに大使は、日本との間の査証免除に関する協議と、安全保障分野の協力強化をすべきだと指摘し、「私たちは、査証免除体制と安全保障、サイバー・セキュリティ分野の協力、軍事技術協力の活性化について、絶対に話すべきだと思っている」と強調した。

大使はまた、ウクライナと日本との間では、約2年前に防衛協力の覚書が締結されており、2+2協議も行われていると喚起しつつ、本年秋に同分野の第2回協議を開催することで合意されていると報告した。

大使は、二国間には宇宙分野にも協力の潜在力があるとし、今後の進展への期待を示した。


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