クレムリンは「ロシア世界」をウクライナで推進できなかった=クレーバ外相
ウクルインフォルム
クレーバ外相は、ロシアのペスコフ露大統領報道官による「ウクライナはロシア世界に属している」との発言に対し、ロシアはウクライナにて「ロシア世界」を推進できなかったと主張した。
9日、クレーバ外相がツイッター・アカウントにて発言した。
クレーバ外相は、「ロシアは、ウクライナにて戦車による『ロシア世界』の推進ができなかった。ソフトパワーも機能しない。『ロシア世界』は、ロシア人以外のアイデンティティを消し去る画一的なものである。『ウクライナ世界』は、多様性と自由である。ウクライナ語話者、ロシア語話者、その他あらゆるウクライナ人がウクライナ世界を守っている」と書き込んだ。
Moscow wasn’t able to promote “Russian world” in Ukraine with tanks. Soft power won’t work either. “Russian world” is uniformity erasing identities except Russian. Ukrainian world is diversity & freedom. Thus Ukrainian-speaking, Russian-speaking & all other Ukrainians defend it.
— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) February 9, 2021
これに先立ち、ロシア連邦のドミトリー・ペスコフ大統領報道官が、ウクライナは「ロシア世界」に属しており、それを守るためにロシアはソフトパワーを利用するつもりであると発言していた。