ドンバス問題協議に米国が加わって欲しい=ゼレンシキー大統領

ドンバス問題協議に米国が加わって欲しい=ゼレンシキー大統領

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、独仏宇露4国が参加し、ドンバスにおけるウクライナ・ロシア紛争の協議解決協議が行われる「ノルマンディ・フォーマット」の作業が現在停滞していると指摘しつつ、バイデン米国新大統領の同協議参加への期待を表明した。

ゼレンシキー大統領が米ニュースサイト「アクシオス」に掲載されたHBO局へのインタビュー時に発言した。ウクライナ大統領府が発表した

ゼレンシキー大統領は、「現在は、残念だが、低迷が生じている。私は、その低迷はロシア連邦が前進を望んでいないから生じているのだと思っている。彼ら(ロシア)は、私たち(ウクライナ)がミンスクの協議プロセス(編集注:三者コンタクト・グループでの協議)を進められないと思っていたのだ。しかし、実際には私たちは、非常に迅速に前進している。私たちには、すべてのことの詳細を話し終え、この戦争の最終段階、平和へ向かう準備があるのだ」と発言した。

大統領はまた、今のところロシア連邦との関係再開の話はないとし、今話されているのは、戦争終結が必要だということ、国境を回復し、人々と領土を取り返さなければいけないということだと指摘した。

その上で大統領は、「ノルマンディ会談から、1年と1か月が経過した。私は、真剣な前進は目にしていない。今行われているのはおしゃべりに過ぎない、ともう一度言おう。ロシアもそれをよくわかっている。彼らは遊んでいるのだ。なぜなら、彼らは、このプロセスがウクライナの要求通りに進むことを望んでいないからだ。彼らは、自分の望むように動かしたいと思っている。彼らは、ウクライナ国家の連邦化を今も望んでいる。それは事実だ。ウクライナの中央政権を弱体化させ、分離主義者を何らかの形で維持することを彼らは望んでいるのだ。私は、彼らがやっていることは分かっている。私たちは、同じことをトランスニストリア(編集注:ロシアの支援で存在し、モルドバ政府のコントロールが及ばない分離主義者支配地域)で見てきた」と強調した。

大統領は、これまでに、欧州の首脳に対して、現在のフォーマット(独仏宇露4国での協議フォーマット)を継続していけば、そのフォーマットは弱体化していくだろうと話してきた発言した。

その上で大統領は、「だから、私は、米国のような世界の強力なプレイヤーに影響力を持って欲しいのだ。理論的な話ではなく、『ノルマンディ4』の外ででもなく、決定的使命の一つを手にして欲しい。私は、バイデン大統領がノルマンディ・フォーマットに加わることを本当に望んでいる。私は、米国大統領やノルマンディ4国と合意するためなら、あらゆるところへ行く準備がある」と強調した。

同時に大統領は、ノルマンディ・フォーマットと並行してもう一つのフォーマットが作られる可能性もあると指摘しつつ、その新しいフォーマットには、米国とロシアが必ず参加しなければならないと発言した。

大統領は、「それは並行的なものとなる。それは、ノルマンディ・フォーマットを終わらせることは意味しない。しかし、ノルマンディにて提起されない問題があるのだ。クリミアをどうするか、である」と説明した。

なお、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの4国からなるノルマンディ・フォーマットの首脳会談は、2019年12月以降、開催されていない。現在、同フォーマットは、首脳補佐官級会合での協議が続いている。

写真:大統領府


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