ウクライナ、2021年のコロナワクチン接種計画を確定
ウクルインフォルム
閣僚会議(内閣)は29日、2021年中の新型コロナウイルス・ワクチンのウクライナ国内接種計画を発表した。
政府ポータルサイトが無料新型コロナウイルス・ワクチン接種計画(カレンダー)を公開した。
発表には、シュミハリ首相が、関連委員会会合にて「2月からワクチン接種がはじまる。5段階ワクチン接種を定める国家計画が確定された。全ては、今年のカレンダー計画に反映される」と強調した。
リャシュコ保健次官は、無料ワクチン接種カレンダー計画を発表しつつ、購入されるコロナワクチンの数と、世論調査の結果からワクチンを接種する人の予想数を定めて、今回の計画を作成したと伝えた。
今回公開された無料ワクチン計画によれば、2〜4月には、まずコロナ感染者の治療に携わる医療関係者と統一部隊作戦参加者がコロナワクチンを接種することになっている。その後、4月から5月にかけて、80歳以上の住民と重要な医療支援を受けている住民が接種対象となる。以降、段階的にワクチン接種の必要な層への接種が可能となっていき、2021年11月末までに60歳以上の希望者のワクチン接種が終わる見込みとなっている。
写真:CTK Photo/ウクルインフォルム