バイデン新米大統領、プーチン露大統領と初電話会談 強いウクライナ支持表明
ウクルインフォルム
米国のジョー・バイデン新大統領は26日、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、重要な問題の一つとして、米国のウクライナ主権への強固な支持を表明した。
ホワイトハウスのジェン・サキ報道官が定例記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
サキ報道官は、「彼(バイデン大統領)は、私たちにSTART3合意を5年間延長する準備があることを協議する、および、現行のロシアの侵略を背景としたウクライナの主権への強固な支持を確認する意向を持って、本日2時にプーチン大統領へと電話した」と発言した。
加えて報道官は、バイデン大統領はプーチン大統領とロシア連邦によるプログラム『ソーラーウィンド』を通じた米国機関や民間企業へのハッカー攻撃についても提起したと伝えた。さらに、ロシアが、米国軍殺害のためにアフガニスタンの勢力に報奨金を提示していたこと、2020年の米国大統領選挙に介入したこと、ロシア野党政治家アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂、ロシア国内の平和的抗議を弾圧したことについても喚起したと発表された。
サキ報道官は、「彼の意図は、米国はロシアの悪意ある行為に対して自らの国益を断固として防衛していくということを明確に伝えることにあった」と発言した。