ウクライナの外政上優先課題は領土回復、対露制裁継続、国際裁判=ゼレンシキー大統領

ウクライナの外政上優先課題は領土回復、対露制裁継続、国際裁判=ゼレンシキー大統領

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、ウクライナの外政上の基本的優先課題は領土一体性の回復とロシア連邦の国際法違反の責任を追求することだと強調した。

17日、ゼレンシキー大統領が各国に赴任するウクライナ大使との動画会議の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、ウクライナの外交官の課題は、ウクライナ問題が常にパートナー国の重要優先課題にあり続けることと、あらゆる世界的挑戦の克服のための力と手段を見つけるべく活動することだと指摘した。

大統領は、「今日、私たちの外政上の基本的優先課題は、平和の確立、国際的に認められている国境内でのウクライナの領土一体性の回復だ。私たちは、ロシア連邦によるハイブリッド戦争と対峙している国である。それは、ウクライナの独立に対する敵対行為のことだけではない。私たちは、それを世界の共同性全体に対する挑戦だと考えている」と発言した。

大統領はまた、ウクライナの外交官は、ウクライナが外交代表部を有する世界のあらゆる国において、機会がある毎に、ウクライナの領土一体性の回復、ドンバス・クリミアの返還の問題を定期し続けなければならないと指摘した。

大統領は、「世界のウクライナを囲む連帯は、維持されねばならず、拡大されねばならず、強化されねばならない」と発言した。

加えて大統領は、大使たちに「議題には、(対露)制裁継続問題が提示され続けている。また、原則的な重要性を持つのは、ロシア連邦に国際法違反の法的責任を負わせるための作業を続けることである。あなた方にお願いする。引き続き、ドンバス回復におけるパートナー国の支援を得るために、積極的に仕事をして欲しい」と発言した。

大統領はまた、政権は、ノルマンディ4国(独仏宇露)首脳合意履行のための仕事を続けていると述べ、「首脳会合から1年間で、私たちは、ほぼ100人のウクライナ国民を人質から取り戻すことができた。私たちは、この戦争の開始から現在までで最も長い停戦体制を維持することができている。最終的な課題は、私たちの提示する条件の下での戦争の終結と平和の確保である」と発言した。

写真:大統領府


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