次の都市封鎖では学校と大型商業施設を閉鎖、ホテル、教会、交通機関は止めない予定=保健次官
ウクルインフォルム
1月にウクライナにて強化防疫措置、あるいは都市封鎖(ロックダウン)が導入された際、閉鎖されるのは学校、幼稚園、大型商業施設となる。ホテル、森林地帯のリゾートは閉鎖対象外で、交通機関も停止しない予定。
ヴィクトル・リャシュコ保健次官兼国家衛生医長が記者団に対して発言した。ラジオ・リバティ通信が報じた。
リャシュコ氏は、現在強化防疫措置の導入タイミングとしては、3日の日程が検討されており、12月9日の閣僚会議(内閣)会合の際に発表されることになると発言した。
同氏は、春に導入された都市封鎖と異なるのは、1月は交通機関は稼働させ続け、ホテルや森林部リゾート、食料品店も営業が認められる。
同時に、政府は飲食店の営業は、出前サービスを除いて完全禁止とすることを計画しているとのこと。また、学校、幼稚園、スポーツジム、娯楽センターも閉鎖の予定。教会など宗教関連施設は、防疫制限をとった上で訪問が許可されることになると説明された。
リャシュコ氏は、これらはおおよその制限内容であり、最終的な防疫措置の内容は、政府が7日からの週に決定すると伝えた。強化防疫措置を3週間導入することで、1日あたりの感染増加は決定的に低減する予想だと発言した。