週末限定強化防疫措置は延長せず 新しい防疫計画を作成中=首相
ウクルインフォルム
閣僚会議(内閣)は、11月から導入されていた週末限定の強化防疫措置を解除するとともに、代わりとなる新しい防疫制限措置の計画を作成している。
2日、シュミハリ首相が閣僚会議会合の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
シュミハリ首相は、新しい制限措置は休日も平日も同様に効力を持つものとなるとしつつ、現在閣僚会議がバランスのとれた防疫措置強化の案を作成しているところだと発言した。
また首相は、「法律に従い、政府はその(防疫措置の)施行の7日前に決定について報告する」と発言した。
首相は、週末限定強化防疫措置は肯定的結果を出したとし、感染確認件数は予想より6000件少なくなり、病院では病床使用率が緩和されたと伝えた。
同時に首相は、新しい防疫措置の導入にあたっては、地方の意見が重要であるとし、最適な防疫措置について各自治体の首長にアンケート調査を実施したと述べた。同結果によると、年末年始の新年マーケットの活動を部分的あるいは完全に禁止することについてはほぼ皆が支持しており、コンサートの禁止については約90%が完全な禁止を支持したとのこと。
また、訪問者への一定の制限を設けつつ、町の中心に新年ツリーを設置することに関しては、約60%が支持したと発表された。
なお、閣僚会議は、11月14日から30日にかけて、週末限定の強化防疫措置を施行することを決めていた。