ドイツ、ウクライナ軍に人工呼吸器20台などコロナ対策関連品を供与

ドイツ、ウクライナ軍に人工呼吸器20台などコロナ対策関連品を供与

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アンカ・フェルドゥーセン駐ウクライナ・ドイツ大使は、ドイツ政府からウクライナ軍への新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策支援として人工呼吸器など機材・防護品などをウクライナ側に引き渡した。

キーウ(キエフ)市内の国家軍病院センターにて引き渡し式が開始された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

今回供与されるのは、移動式人工呼吸器20台、FFP2規格マスク、防護グラス、その他医療関係者向け防護品となっている。

ペトレンコ国防次官は、「本日私たちが受け取る物は、ウクライナ軍におけるCOVID-19感染対策能力を著しく向上させるものだ」と発言した。

フェルドゥーセン独大使は、ドイツは医療分野にてウクライナ国防省をこれまで支援してきたし、これからも支援していくと述べた。大使はまた、2019年、軍病院に対して、150万ユーロ相当の診断の供与を行なったと伝えつつ、今年のドイツからの医療関係品供与の支援総額は310万ユーロと前年の約2倍になっていると指摘した。

写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム

なお、11月30日時点で、ウクライナ軍内の累計COVID-19感染事例は3140件。前日新規に68件の感染事例が確認されたと伝えられていた。


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