ベラルーシ反政権のチハノフスカヤ氏、キーウ安全保障フォーラムにオンライン参加
ウクルインフォルム
ベラルーシ反政権運動を率いるスヴェトラナ・チハノフスカヤ(シヴャトラナ・ツィハノウスカヤ)氏は、ウクライナ人の自らの権利と未来を守る闘いがベラルーシ人を鼓舞していると発言した。
チハノフスカヤ氏が23日に開催されたキーウ(キエフ)安全保障フォーラムにオンラインでスピーチを行なった。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
チハノフスカヤ氏は、「私は、ウクライナとウクライナ国民から感じられるベラルーシへの連帯の精神に感動している。親愛なる兄弟姉妹よ、私たちの平和な抗議へのサポートをありがとう。(中略)あなた方が尊厳、国の自由、自らの権利と未来を防衛しようとする準備を示していることが、私たちを鼓舞してきたのだ」と発言した。
同氏は、以前、ウクライナ人たちは、ポーランドの連帯から始まり、バルト諸国、チェコ、スロバキアへと繋がる、途絶えることのない「解放の鎖」を支持したと指摘しつつ、今度はベラルーシの番なのだと発言した。
そして、チハノフスカヤ氏は、「東欧の自由の息吹は、もう誰にも止めることはできない」と強調した。
同氏は、「何のために私たちは闘っているのか。自由のため、私たちが尊重されるよう、その権利のためだ。また人々の独立のためでもある。あなた方が国際的に認められた国境内でのウクライナの領土一体性のために闘っているのと同じように、私たちは、ベラルーシのため、国民の独立のために戦っている。あなたたちとわたしたちの自由のためにだ!」と発言した。