ジャパロヴァ外務次官、被占領下クリミアへのロシア国民の入植を説明

ジャパロヴァ外務次官、被占領下クリミアへのロシア国民の入植を説明

ウクルインフォルム
2014年にクリミアの占領が始まってから、占領地の軍事化と、ウクライナ系住民の排除とロシア国民の入植を通じた住民構成の変更が行われている。

20日、エミネ・ジャパロヴァ外務第一次官がアトランティック・カウンシル主催のオンライン議論の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ジャパロヴァ氏は、「クリミア関連で言えば、占領者は同地を軍事基地に変えており、ロシアのインフラプロジェクトを始めとするあらゆる行為は、明白に軍事的意味を持つものとなっている。彼らがクリミアで建設した道路もまた、彼らの軍事プレゼンス強化のためのものだ。ロシアは、軍事プレゼンスを倍加しており、(現地の)陸海空の軍事要素を近代化し、現在潜水艦を6隻有している。それは、黒海全海域を支配するのに十分な数を超えている」と強調した。

同氏はまた、ロシア占領者の行動の特徴の一つは、占領地への入植だと指摘した。同氏は、「彼らはウクライナ系住民をウクライナから追い出している。他方で、彼らはそこにロシア国民を連れて来ている。私たちは、(人口変更に関する)様々な数字を有しているが、ロシアの統計においてですら10万人強のロシア人がクリミアに入植している。非公式の数字は、更に5倍多い。私たちは、少なくとも50万のロシア国民が現在クリミアにいると考えており、それは間違いなく(ウクライナの)国家安全保障にとって甚大な脅威となっている」と発言した。

ジャパロヴァ氏は、ウクライナにとって本件は非常に機微なものであるとしつつ、ロシアが自らの犯罪を覆い隠すための古典的手段として、人口の「浄化」を行なっているのだと指摘した。同氏は、占領者は地元住民に心理的粛清を行い、異様な逮捕や体系的な家宅捜索を行なっているが、それは人々を脅すことで、人々の抵抗や意思表示の自由を奪うことが目的にあると指摘した。

その上で同氏は、ロシアによるクリミア占領は、国際法、国際人道法への違反となる犯罪であり、また多国間・二国間協定にも違反していると述べた。

またジャパロヴァ氏は、ロシアの侵略によりウクライナ領の約7%(クリミア・ドンバス)の占領をもたらしており、7年間のドンバス戦争におけるウクライナ国民の死者は1万4000人、負傷者は4万人だと喚起した。

加えて、同氏は「ロシア連邦の私掠は、クリミアからの避難者を含め、ウクライナに145万の国内避難民を出現させた。私たちは、(クリミアからの避難者は)最大で6万である可能性を話しているが、それは正確な統計ではない。多くの(避難する)ウクライナ人が、自国での難民のように登録されることを差別だと思っているからだ。私たちは、このクリミアから出てきたウクライナ国民の数字は、実際には、もっと多いと確信している」と発言した。


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