クレーバ外相、オランダ外相と露のMH17諮問離脱につき電話協議

クレーバ外相、オランダ外相と露のMH17諮問離脱につき電話協議

ウクルインフォルム
クレーバ外相は15日、オランダのブロック外相と電話会談を行い、マレーシア航空MH17機撃墜事件裁判における連携について協議を行なった。

外務省広報室が発表した

発表によると、クレーバ外相は、ロシア連邦がMH17機撃墜事件捜査の諮問グループを離脱したことにつき「それは、2014年7月17日にドンバス上空にて起きたことの真実を前にして、同国が恐怖を感じていることを明瞭に示すものだ」と発言した。

両外相は、MH17撃墜国際法的責任を扱う三者諮問グループ(露、オランダ、オーストラリア)からのロシアの離脱問題について協議を行なった。

クレーバ外相は、ウクライナは常に協力にオープンであり、本件にて全ての必要な情報を提供してきたと強調した。

両外相はまた、本件の正義を確立し、罪人を罰すために協力を継続することで合意した。

ブロック外相は、オランダが欧州人権裁判所にてロシアに対する訴訟を起こした件につき、ウクライナが第三者として参加したことを肯定的に評価した。

マレーシア航空機撃墜事件とは、2014年7月17日、アムステルダムからクアラルンプールへ向かっていたマレーシア航空機MH17がウクライナ東部ドンバス地方上空で武装集団により撃墜され、乗客・乗員合計298名全員が死亡した事件をいう。

2016年9月、国際共同捜査チーム(JIT)は、同事件の技術捜査の結果として、同航空機が、親露武装集団支配地域から地対空ミサイルシステム「ブーク」により発射された弾頭「9M38」により撃墜されたことを判明させた。

2018年5月24日には、JITは、MH17を撃墜したロシアのミサイルの破片を公開しつつ、ミサイルがロシアのクルスクを拠点とするロシア軍第53対空ミサイル旅団に属するものであることが判明したと発表した。

2019年6月、マレーシア航空機MH17撃墜事件の捜査を行う国際共同捜査チーム(JIT)は、同撃墜に関与した容疑者4名を公表している。

MH17事件の公判は2020年3月9日に開始されている。
10月15日、ロシアは、MH17機撃墜事件捜査に関するオーストラリアとオランダとの三者諮問グループにつき、今後参加はできないと発表していた


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