ゼレンシキー大統領、世論調査の2つ目の質問を発表 ドンバス自由経済圏創設案
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は15日、地方選投票日に実施予定の全国世論調査の二つ目の質問は、ドンバス地方に自由経済圏を創設することをの賛否を問うものとなると発表した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「二つ目の質問の時が来た。あなたは、ドンバスに自由経済圏を作ることを支持するか? 10月25日、決定はあなたにかかっている!」と述べた。
なおこれに先立ち、ゼレンシキー大統領は13日、10月25日の地方選挙投票日に5つの重要な質問を投票所で行うと発表していた。一つ目の質問は、「特大規模の汚職で終身刑を適用すべきか否か」。
これに対して、選挙問題を専門に扱う市民団体「オポーラ」は、もし大統領の言う世論調査が投票日に投票所で行われる場合、実施の法的根拠はなく、また屋外でする場合は、法的効力は有さないと指摘している。
ドミトロー・ラズムコウ最高会議(国会)議長は本件につき、国家予算にも、予算変更案にも、そのような世論調査実施用の予算は記載されていないと指摘した。議長は、法に従えば、類似の世論調査や出口調査は、投票所の外でのみ実施が可能だと述べている。
写真:大統領府