被占領地との通過検問地点「スタニツャ・ルハンシカ」、10月31日まで封鎖 コロナ拡散
ウクルインフォルム
ルハンシク州東部の被占領地との間に設置されている通過検問地点「スタニツャ・ルハンシカ」は、被占領地の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散状況の悪化を受け、10月15日から31日まで業務を停止する。
13日、統一部隊作戦本部広報室が発表した。
発表には、COVID-19拡散を防ぎ、国民の生命と健康を守るために、統一部隊司令部の命令により、「2020年10月15日から31日まで、通過検問地点『スタニツャ・ルハンシカ』におけるコンタクト・ラインの人の通過を一時的に停止する」と書かれている。
統一部隊は、ロシア連邦占領政権の無策により、一時的被占領下ルハンシク州ではCOVID-19が急速に拡散しているとし、医療関係者と感染対策用品の不足から、占領者は感染状況に対処できていないとコメントした。
同時に、統一部隊は、社会人道的性格の重要な根拠を示す文書が提示された場合は例外として、当該通過検問地点の通過を個別に下す可能性はあるとも指摘している。