ゼレンシキー大統領、ジョンソン英首相と会談
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は８日、ロンドン訪問の際にボリス・ジョンソン英首相と会談した。
大統領府広報室が公表した。
発表によれば、ゼレンシキー大統領は、ジョンソン首相にドンバスの治安情勢を報告した上で、英国によるウクライナの主権と領土一体性へ不変の支持に謝意を伝えた。
会談時、両者は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大や世界の気候問題の悪影響といった最も深刻な挑戦を前にした両国の協力の重要性を強調した。ジョンソン首相は、ワクチンが完成したら、各国が手に入れられるようになるべきであるとし、ゼレンシキー大統領は、ウクライナはワクチンの大量生産を行う能力があると発言した。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナの経済発展のために行われているプロジェクトや改革について報告した。とりわけ、「大建設」「投資乳母」といったプロジェクトの紹介が行われた他、銀行法採択や農業分野の発展について説明された。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナは世界の最大農産物供給国の一つであり、英国もウクライナの良質な農産物を魅力的な価格で購入できると指摘した。
双方は、貿易関係の改善の必要性を指摘した。
両者はまた、戦略的パートナーシップと二国間関係の発展の重要性を強調した。
ゼレンシキー大統領は、ジョンソン首相にウクライナを公式訪問するよう招待した。
Glad to meet @BorisJohnson! We can make Ukrainian-British bilateral relations stronger by boosting our economic connections and trade. Always appreciate people with good humour pic.twitter.com/aEzPX7oGcT
— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) October 8, 2020
写真：大統領府
