
13名のウクライナ軍人、治療のためにドイツへ移送
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ウクルインフォルム
6日、重度の後遺症を抱える13名のウクライナ軍人がドイツ軍の医療用特別機にて治療にてドイツへと移送された。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ボリスピリ空港で行われた記者会見によれば、ドイツのウクライナ軍人の治療受け入れは今回で10回目となる。移送は、A310にて行われた。

写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
アンカ・フェルドグゼン駐ウクライナ・ドイツ大使とドイツ軍医療班のフィシェル氏は、6名のドイツの医師からなるグループが今回の航空医療避難を準備したのだと伝えた。彼らは、キーウ(キエフ)市の主要軍事病院にて、ウクライナ側医師と医療診断者を分析し、患者と対話した上で、ドイツの3都市(ベルリン、ウルム、コブレンツ)の軍病院での治療のために移送することを決めたという。
記者会見時、ドイツ代表者は、過去6年間でドイツへと治療のために送られたのは計139名の患者だと伝えた。
このプロジェクトは2014年に始まったもので、ユーロマイダン時に負傷した抗議者を緊急移送した際に始まったものだという。同時に、ドイツは現在、緊急治療のための移送は行っておらず、重度の後遺症を抱え、長期治療を必要とする人物への医療支援を行っていると説明された。