英国は、ロシアにより占領下にあるクリミアへの架橋(かきょう)に関与した個人・法人への制裁を発表した。
2日、英財務省が公表した。
英国が新たに制裁対象に加えたのは、2名の個人と4の法人となっている。制裁内容は、英国内の資産凍結である。
これに先立ち、欧州理事会は1日、被占領下クリミアとロシア領を繋ぐ橋の建設に関連対露制裁につき、2名の個人、4の法人を対象リストに追加したことを発表していた。
なお、ロシア連邦は、2018年5月15日、ケルチ海峡城に被占領下クリミアとロシア領をつなぐ橋の車道部分の開通を発表。その後、2019年12月23日は、鉄道部分の開通を発表している。