マレーシア航空MH17機撃墜事件裁判の公聴会開催 屋外で露のプロパガンダ映画上映

マレーシア航空MH17機撃墜事件裁判の公聴会開催 屋外で露のプロパガンダ映画上映

写真
ウクルインフォルム
28日、オランダのスキポール裁判コンプレクスにて、マレーシア航空MH17機撃墜裁判の公聴会が開催されている。屋外では、ロシアで作られたMH17事件関連のプロパガンダ映画が上映されている。

ウクルインフォルムのハーグ特派員が伝えた。

今回の公聴会は、9月28日から10月2日まで続く予定。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、裁判所内では1.5メートル間隔の社会的距離(ソーシャルディスタンス)を維持しなければならない。

公聴会の様子は、英語オランダ語でオンライン中継される。

なお、裁判コンプレクスの建物の外では、これまで同様、ロシアが制作したMH17撃墜のプロパガンダ「映画」が上映されている。大画面に映し出された「映画」では、国際共同捜査チーム(JIT)の捜査結果に疑問を抱かせようとする人々による、JITはロシアの関与を示す証拠を十分に有していないなどの主張が聞かれる。

写真:イリーナ・ドラボク/ウクルインフォルム

なお、これまで同様、画面の周りに人は集まっていない。

MH17事件の公判は本年3月9日に開始されている。

マレーシア航空機撃墜事件とは、2014年7月17日、アムステルダムからクアラルンプールへ向かっていたマレーシア航空機MH17がウクライナ東部ドンバス地方上空で武装集団により撃墜され、乗客・乗員合計298名全員が死亡した事件をいう。

2016年9月、国際共同捜査チーム(JIT)は、同事件の技術捜査の結果として、同航空機が、親露武装集団支配地域から地対空ミサイルシステム「ブーク」により発射された弾頭「9M38」により撃墜されたことを判明させた。

2018年5月24日には、JITは、MH17を撃墜したロシアのミサイルの破片を公開しつつ、ミサイルがロシアのクルスクを拠点とするロシア軍第53対空ミサイル旅団に属するものであることが判明したと発表した。

2019年6月、マレーシア航空機MH17撃墜事件の捜査を行う国際共同捜査チーム(JIT)は、同撃墜に関与した容疑者4名を公表している。

スキポール裁判コンプレクスは、ハーグから約50キロ離れた場所に位置する。


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