ジャパロヴァ外務次官、「クリミア脱占領プラットフォーム」につき説明
ウクルインフォルム
クリミア脱占領プラットフォームでは、首脳会合を含む、複数レベルでの会合の開催が想定されている。
エミネ・ジャパロヴァ外務第一次官がニュースサイト「真実のクリミア」にて発言した。
ジャパロヴァ氏は、「クリミア・プラットフォームの目的は、クリミア問題を国際政治の最高レベルに押し上げることだ。このプラットフォームは、複数のレベルにまたがるものとなる。最高は、各国首脳のものであり、私たちは彼らのためにクリミア首脳会談を準備している。現時点では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)世界的拡散(パンデミック)により同サミットを物理的に行えるかどうか、述べるのは困難だ」と発言した。
ジャパロヴァ氏は、ウクライナは「ロシア占領に対するクリミアの抵抗の日」として定められている2月26日に同プラットフォームの会談を開催することを提案していると指摘した。
同氏はまた、「次のプラットフォームのレベルは、外務省レベルと国防省レベルだ。このレベルでは、私たちは、北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)、国連、欧州安保協力機構(OSCE)、欧州評議会にて様々な行事を実施していく」と伝えた。
更に同氏は、「私の強調した重要な側面は、(クリミアの)軍事化を、半島占領の重要な否定的結果の一つとして提示する予定があるということだ」と発言した。