ゼレンシキー大統領、与党議員の汚職犯罪容疑につき「彼は必ず投獄される」

ゼレンシキー大統領、与党議員の汚職犯罪容疑につき「彼は必ず投獄される」

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、与党「人民奉仕者党」の中で収賄容疑のある人物が見つかったことを「満足している」と述べつつ、政権幹部の中にはまだ多く汚職をしている者がいるだろうと指摘した。

17日、ゼレンシキー大統領がリヴィウ州にて記者団とのやり取りの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「私は、賄賂を受け取った1人目の人物が見つかったことをとても嬉しく思っている。同時に、私は、賄賂を受け取っている者は政権高官の中にまだたくさんいることを知っている。特に、州においてだ。しかし、私たちは、彼らを全員見つけ出すであろう」と発言した。

大統領はまた、最初に賄賂を受け取った人物が人民奉仕者党の中からだということも嬉しく思うと述べ、「人々は、一切の例外なく、全ては公正に行われるべきだと考えている」と発言した。

大統領は、「人民奉仕者党の中の人物(編集注:オレクサンドル・ユルチェンコ議員)が捕まったことを嬉しく思う。知っているであろうか、彼は、いつも『自分は正直で、秩序ある人間だ』と言っていたのだ。私は、検事総長が今日容疑文を出した(編集注:汚職機関作成の容疑文に署名したという意味)こと、彼(ユルチェンコ議員)が容疑を受け取り、必ず投獄されることを非常に嬉しく思う。なぜなら、政権の浄化は私たち皆がしなければならないからであり、政権浄化は自分から始めねばならないからだ」と強調した。

大統領はまた、今後も法執行機関が効果的に仕事をしていくことへの期待を表明した。大統領は、「残念ながら、法執行機関は、彼らが私からの、言うなれば、シグナルを感じた時、自分たちの玉座が少し揺れて、職を離れる可能性が出た時に、あのように迅速に仕事をし始め、すぐに犯罪が現れるのだ。私は、彼らがそのような事例を待たず、自分たちで毎日自らの義務を履行することを望んでいる」と発言した。

これに先立ち、17日、特別汚職対策検察(SAP)がオレクサンドル・ユルチェンコ最高会議議員に収賄容疑を伝達した

また、NABUは15日、ユルチェンコ議員への賄賂の提供に関する動画資料を一般公開した上で、同議員へ容疑を伝達するための証拠は集まっているが、伝達に必要なヴェネジクトヴァ検事総長の署名が得られていないことを発表していた。

その後、17日、ヴェネジクトヴァ検事総長は、汚職対策機関が作成したオレクサンドル・ユルチェンコ最高会議議員への汚職犯罪容疑伝達文に署名したと発表した。

写真:大統領府


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