4国首脳補佐官級会合7時間開催 「停戦継続が主要成果」=宇大統領府長官

4国首脳補佐官級会合7時間開催 「停戦継続が主要成果」=宇大統領府長官

ウクルインフォルム
9月11日にベルリンにて、ウクライナ東部ドンバス地方情勢解決の協議を行うノルマンディ・フォーマット(ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの4国)の首脳補佐官級会合が開催された。イェルマーク・ウクライナ大統領府長官は、会合の主要な結果は停戦が継続されることだと発言した。

イェルマーク長官が、約7時間続いた会合後に記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

イェルマーク長官は、ウクライナ側の提案を受けて4国の首脳補佐官たちが、停戦の無条件維持とその停戦を保障する方策に言及したと指摘した。同長官は「私は、それが今日起きたことの中で最も重要なことだと思っている。そしてそれは、ウクライナ大統領が主導し、直近6週間続いた停戦体制が今後も継続されるという希望を与える。私たちは、それを強く期待しているし、そうあるためにウクライナができることを全て行う。私たちは、私たちの軍人と人々の命と健康を守るために全てのことを行なっている」と発言した。

長官はまた、ノルマンディ4国首脳会談について、皆その開催の重要性は理解しているものの、開催日には合意できなかったと伝えた。長官は、「期日についての具体的合意は達成できなかった。しかし、いずれのことも示しているのは、プロセスが前に進んでいる、ということだ。私は、その首脳会談が開催されることを確信している。しかし、残念ながら、具体的日付を今日言うことはできない。私は、年内に首脳会談が開催されることを期待している」と発言した。

同日の会合について、イェルマーク長官は、計7時間、ノルマンディ4国首脳の昨年12月のパリでの合意に関する実質的に全ての議題について協議が行われたと指摘し、治安問題、政治問題、赤十字委員会のアクセス問題、被拘束者解放問題が話し合われたと伝えた。

また長官は、同日のベルリン会合には、グラウ三者コンタクト・グループ欧州安全保障協力機構(OSCE)特別代表と、チェヴィクOSCE特別監視団団長が参加していたと述べつつ、そのことはノルマンディ・フォーマット(独仏宇露)とミンスク・フォーマット(宇露OSCE)の間の繋がりが「非常に強固で、理想的で、効果的なもの」であるという希望を与えるものだと発言した。

長官は、次の4国首脳補佐官級会合が数週間以内に開催されることへの期待を表明した。

その他長官は、今回の会合の後、非常に多くの問題がミンスク・プロセスのレベルで以前より効果的かつ迅速に解決し出すであろうとの確信を表明した。長官は、「私は、近々、本当に私たちの大地の平和をもたらし、私たちの領土を取り戻すことになる具体的達成、具体的ステップについて話せるだろうと思っている。私たちは、毎日24時間体制で仕事をしている」と強調した。

加えてイェルマーク長官は、本日の会合のロシア連邦側の出席者であるドミトリー・コザーク露大統領副長官がロシアの記者団に対して、今日の協議では突破口は一切起きなかったと述べたことについて、自身はそうは思わないと指摘した。

イェルマーク長官は、今回の協議につき、非常に重要であったと指摘し、協議はウクライナにとっての原則的な道を進んでいると指摘した。

写真:オリハ・タナシーチューク/ウクルインフォルム


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