「ロシアはベラルーシでの影響力を強められないだろう」=ゼレンシキー大統領

「ロシアはベラルーシでの影響力を強められないだろう」=ゼレンシキー大統領

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、ベラルーシ人は「ロシア的民主主義」を求めていないため、ロシアが現在のベラルーシ情勢を通じて同国における自身の影響力を強めることはできないと考えている。

ゼレンシキー大統領がイスラエルのエルサレム・ポスト紙へのインタビュー時に発言した

記者が、ベラルーシ情勢が「ロシアによる東欧全体への優越性拡大に繋がると思うか」と尋ねると、ゼレンシキー大統領は、「ロシアはベラルーシにて常に強い影響力を持っていた。現在、ベラルーシの人々は、正義と、自由で公正な選挙を求め地得る。その闘いを止められるものではない。しかし、私は、そのこととベラルーシにおけるロシアの影響力拡大とは、両立するものだと思っていない」と発言した。

大統領は、その理由として、ベラルーシの人々は「ロシア的民主主義」ではなく、真の民主主義を求めているからだと指摘した。

大統領は、「いずれにせよ、私たちはベラルーシ国内情勢への外国の干渉を支持しないし、ベラルーシの人々は、未来にどのように進んでいくか、何を求めるかにつき、自分で決めるべきだと思っている」と発言した。

なお、ベラルーシでは、8月9日に大統領選挙が実施され、その後、中央選挙管理委員会が14日に、最終開票結果として、現役大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ候補の得票80.1%であり、有力視されていたスヴェトラナ・チハノフスカヤ候補の得票は10.1%だったと発表した。

これに対して、ベラルーシ市民が全国にて、中央選管の発表に疑問を提示して抗議を続けている。抗議者たちは、選挙結果は捏造されており、実際にはチハノフスカヤ候補がルカシェンコ候補に大差で勝利したと考えている。この抗議運動により、抗議者と治安機関の間で衝突が起き、多くの拘束者や死傷者が出ている。

チハノフスカヤ氏は25日、欧州議会外務委員会臨時会合におけるスピーチの際に「ベラルーシ人の要求は、公正で自由な選挙」だと説明している。

写真:大統領府


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