ウクライナ外務報道官、ベラルーシ外務省に返答 「警棒で道を作っても、行き止まりとなる」

ウクライナ外務報道官、ベラルーシ外務省に返答 「警棒で道を作っても、行き止まりとなる」

ウクルインフォルム
ウクライナは、ベラルーシとの間の友好関係を望んでおり、同国が全ての挑戦を乗り越え、自らの独立と民主主義を強化することを願っている。

23日、マスメディアがベラルーシ外務省広報担当の最近発言に対するコメントを求めたことに対し、ウクライナ外務省広報室が外務報道官の返答を掲載した

コメントには、「私たちにとってベラルーシは、私たちが常に友好関係を望み、今も望んでいる隣国である」と書かれている。

そして、「ウクライナの尊厳革命の経験からの教訓は、社会の意見も友人のアドバイスも聞かず、代わりに警棒を使って自らの前に道を敷いたところで、結局行き止まりとなる、ということだ。私たちは、ベラルーシが全ての挑戦を尊厳をもって乗り越え、自らの独立と民主主義を強化することになることを願っている」と指摘されている。

また、外務省は、「ベラルーシ外務省の同僚たちの感情的負荷は理解している」としつつ、「しかし、友人の価値あるアドバイスは無下にしないことを忠言する」とコメントした。

なお、これに先立ち、ベラルーシ外務省のアナトリー・グラス広報担当が、「この、私たちの国にとって全くもって困難な瞬間において、なんらかのサポートなり理解なりを感じたいとは思うが、あらゆる方角から投げ付けられるアドバイスは聞きたくない。私たちが必要としているのがアドバイスでないことは確かだ」と発言していた。

このグラス氏の念頭にあったのは、ゼレンシキー大統領がユーロニュースへのインタビューにて、ベラルーシ情勢について、自身がベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の立場であれば、1か月後に公正な再選挙を行うとした発言である

なお、ベラルーシでは、8月9日に大統領選挙が実施され、その後、中央選挙管理委員会が14日に、最終開票結果として、現役大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ候補の得票約80%であり、有力視されていたスヴェトラナ・チハノフスカヤ候補の得票は約10%だったと発表した。

これに対して、ベラルーシ市民が全国にて、中央選管の発表に疑問を提示して抗議を続けている。抗議者たちは、選挙結果は捏造されており、実際にはチハノフスカヤ候補がルカシェンコ候補に大差で勝利したと考えている。この抗議運動により、抗議者と治安機関の間で衝突が起き、多くの拘束者や死傷者が出ている。


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