リトアニア国会、ルカシェンコ氏をベラルーシ大統領と認めないよう要請

リトアニア国会、ルカシェンコ氏をベラルーシ大統領と認めないよう要請

ウクルインフォルム
リトアニア国会は、臨時会議にて、ベラルーシ大統領選挙の結果を認めず、また同国幹部に制裁を科すよう呼びかける決議を採択した。

リトアニアのリンケヴィチュウス外相がツイッター・アカウントに書き込んだ

リンケヴィチュウス外相は、「今日、リトアニア議会は、ベラルーシ選挙の結果と、A.ルカシェンコ氏を正当な大統領として認めることを拒否し、自由で民主的な選挙と、選挙の捏造と考えられない残虐さに責任ある人物に制裁を科すことを要請する決議を満場一致で採択した」と書き込んだ。

また、リトアニアのLRT局の報道によれば、今回の決議の投票には120名が賛成、反対はなし、2名が保留したとのこと。

決議によれば、制裁は、入国禁止と資産凍結が想定されている。

決議にて、リトアニア議会は、平和な集会参加者への力の過剰な行使を止め、拘束されている野党や市民社会の代表者を解放し、ベラルーシの権利と自由の実現を保障するよう呼びかけてる他、ベラルーシNGOへの支援、欧州各国首脳によるベラルーシ情勢協議の会合開催が提案されている。

これに先立ち、8月9日、ベラルーシでは大統領選挙の最終投票が終了した。同国の中央選管は、14日に、最終開票結果として、現役大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ候補の得票約80%であり、有力視されていたスヴェトラナ・チハノフスカヤ候補の得票は約10%だったと発表していた。

これに対し、投票日以降、中央選管の発表に疑問を抱く市民の抗議がベラルーシ全国で続いている。抗議者たちは、実際にはチハノフスカヤ候補がルカシェンコ候補に大差で勝利したと考えている。これを受け、抗議者と治安機関の衝突が起きており、多くの拘束者や死傷者が出ている。

チハノフスカヤ氏は、11日にベラルーシを出国し、リトアニアへ移動。14日には、自身が選挙で70%近く得票したとの見方を示し、ベラルーシ国民に15、16日の平和的集会への参加を呼びかけた。現地報道機関は、16日のミンスクでの反政権集会には数十万人が参加したと伝えている。

また、チハノフスカヤ氏は、16日に発表した動画にて、国民のリーダーになる準備があると発言している。


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